丸くやわらかい。

アラサーがゲームについて語ります。noteに移行しました https://note.com/ancoveredmochi

Magic:the Gathering

交流会を経て【ヒュージリーダーズ】

11月28日、ビッグマジック主催でヒュージリーダーズ交流会が行われた。ヒュージリーダーズは前回紹介してからというもの、筆者の想像よりも更に大きな反響があった。各地で盛り上がりを見せており、関西でも交流会が開かれているそうだ。大手ショップが流れ…

【EDH】《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》

注意書き 当記事(需要次第ではシリーズになるかもしれません)で取り上げる統率者はレベル8以上を目指すことのできる“強力な統率者”とは言い難いものです。 パワーレベルは6〜7を想定しており、一線級とは言えないまでも、こんなデッキもあるぞ! というよう…

ドラフトとFIREとブロック制と。

ドラフトはMTGAで行う事ができるあらゆるフォーマットの中でも特に健全で面白いものである、と私は思っていますが、その理由について言語化した事はありませんでした。今回はなぜ最近のドラフトは健全なのか、ということについて考えてみます。 最近も軽く話…

ヒュージ・リーダーズ特集 ~今最もアツいカジュアルフォーマット~

皆さんは「タイニー・リーダーズ」というフォーマットをご存知だろうか? おそらく、知らないという方もいるだろう。2020年現在すっかり話を聞かなくなってしまったが、タイニー・リーダーズは統率者戦(EDH)をベースとした変則ルールであり、「3マナ以下のカ…

売り方を憎んで The Walking Dead を憎まず。

まず、Twitterで茶化す程度しかしていない私も、一介のプレイヤーとしてそれなりに深刻にこの話題について考えているということを明記しておきたい。 Twitterは意見発信には向かない。140字は何かを主張するにはあまりに短過ぎるし、複数ツイートを連ねても…

ゼンディカー三十景 ~両面カードから見る地理~ 後編

両面カードから見るゼンディカーの地理、後編となります。 前編を読んでいない方は、是非前編にも目を通してみてください。 ancovered-mochi.hatenablog.com 前置きは手短に、すぐに始めていきましょう。

ゼンディカー三十景 ~両面カードから見る地理~ 前編

皆さん、ゼンディカーの地名、知っていますか? ゼンディカーの夜明けで盛り上がる中、明らかに、圧倒的に、他の次元と比べてゼンディカーは地名の固有名詞が多い事に気付いた方はいるでしょうか。ゼンディカーは冒険の次元であり、七つの大陸とそれに紐付く…

夜明け前に"冒険のデザイン"を振り返る

"ゼンディカーの夜明け"のカードが次々と公開される中、筆者はある事を思い起こしていた。これまでマジックが冒険というテーマをどんな風に扱ってきたか、である。 カードゲームという媒体で冒険というテーマを表現するのは難しい。おそらく、私たちが思うよ…

【EDH】《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》~統率者環境今昔~

今回は統率者戦(EDH)のお話です。

アリーナオープンまでの二週間。

7月も半分が過ぎたというタイミングで、私はと言うと感情の死んだ顔でゴブリンを回していた。 時間は無かった。 今回のアリーナオープンのフォーマットはヒストリック。それ自体は良かった。ジャンプスタートの発売によってそれまでのノウハウが無に帰した、…

M21ドラフトについてのアウトプット

3日間狂ったように回し続けてM21のドラフトの事を少しだけ理解できたので、情報の整理も兼ねて、ガイダンスという形でアウトプットしておきます。当方、プラチナ〜ダイヤ帯でリリースから3日目までで試行回数は121ゲーム。66-55で勝率55%。どの程度正しいか…

《長老ガーガロス》は何故”弱い”のか?

昨今、マジック界隈ではM21に収録されるとあるクリーチャーが話題になっています。 その名も《長老ガーガロス》。5マナ6/6の恵まれたボディにずらずらと強そうな能力が並んだ、M21の顔とも言える神話レアです。

失われたもの。

《Invoke Prejudice》《Cleanse》《Stone-Throwing Devils》《プラデッシュの漂泊民/Pradesh Gypsies》《Jihad》《Imprison》《十字軍/Crusade》 上記のカードが、マジックの世界から失われました。

「相棒がいなくなったから世の中が良くなるという話ではないと思う」

現在のスタンダードはプレイヤーの様々な不満をその背に乗せて走り続けています。 その不満は様々で、相棒に対する不満もあれば、環境に対するものもあり、昨今のウィザーズの態度から売り方にまで波及しています。議論が議論を呼び、誰が何がどう悪いのかと…

異フォーマット転生したらプレイヤーが皆ウラモグを踏み倒してくる魔境だった件

ヒストリックアンソロジー3が発売されましたね!アリーナ生まれのフォーマット、“ヒストリック”の追加カードが4枚入りでお買い求めやすくなっております! これまでヒストリックのランクマッチは期間限定のものしか存在しなかったため、イマイチやる気が起き…

《歩く可能性、ウモーリ/Umori, The Walking Possibility》

今日は相棒の話をする。 遂にこのブログも相棒の話をする時がやってきた。 相棒。相棒だ。イコリア:巨獣の棲処が発売してからというもの、相棒の話題が出なかった日など一度もないだろう。有名なプレイヤーも無名のプレイヤーも、マジック界のありとあらゆる…

変容を愛するイコリアドラフト

序文 イコリア:巨獣の棲家のリリースと同時に、MTGAに対人ドラフトが実装されました。あまりMTGAの仕様に明るくないプレイヤー的には「対人? 普通では? 人間とパックを回してカードをピックするのがドラフトなのですが?」とツッコミを入れたくなる気持ち…

"騎士"とはいったい何なのか?

飲み込まれるような沼の暗黒と悪臭の中から、かすかに輝く姿が現れた。 返り血を浴びた甲冑と、膿にまみれた剣のみが、騎士がたった今滅ぼした途方もない邪悪の存在をわずかに教えている。 ――《白騎士》

サメ、巨獣の棲処にて独立す

発売を目前に控える"イコリア:巨獣の棲処"のフルスポイラーが公開されました。 イコリアは巨大な怪物がうろつき、人類の生存圏が脅かされる過酷な世界です。本作ではその中で怪物と立ち向かうか、敢えて共存の道を選ぶかという人々の選択が描かれています。

ブルー・アイドル・オーディション

アイドルとは、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」を指す英語(idol)に由来する語。 稲増龍夫やカネコシュウヘイは、日本の芸能界における「アイドル」を『成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人…

あなたはティミーですか?

少し前から、銀枠構築済みデッキ“Unsanctioned”の情報が流れてくるようになった。 銀枠とは、マジックの公式戦で使用できない所謂ジョークカードを示す言葉だ。 そうしたジョークカード全般が簡単に見分けがつくように、万が一にも公式戦で使うデッキに入り…

黒蓮の系譜 -Genealogy of the Black Lotus-

Twitterをしていると、不意に別の界隈の情報が飛び込んでくる事がある。 Twitterというものは、基本的には自分と同じ趣味嗜好を持ったアカウントをフォローするものだ。例えば、私は自分の半生とも言えるMagic:the Gatheringに関わりの深いアカウントを数多…

テーロス還魂記まとめ その3

「私は夜明けをもたらそう。夜が続くことのない朝を。」 「私は水禍をもたらそう。何物も耐えられない大波を。」 「我は死をもたらそう。何者も脱出できない死を。」 「我は火をもたらそう。世界全体を作り直す炎を。」 「私は野生をもたらそう。法の手が及…

テーロス還魂記まとめ その2

「クロクサはすべてを貪る。満足や喜びのためではなく、そうするのが普通だから。あれは、形を成した限りない飢餓」──運命の神、クローティス 前回の記事は沢山の人に読んでいただけたようで大変満足しています。ですが、熱がある時に流れに乗ってひたすらに…

テーロス還魂記まとめ その1

「嵐は船を西へ流しケタフォスのもとへ。 星明りの下で広野が揺らめいていた。 ケンタウルスはカラフィたちを歓迎し 金色の果実と穀物の菓子でもてなした。」 「嵐に翻弄されて絶望したカラフィは 深海に住まうタッサ神に向けて叫んだ。 すると見る間にトリ…

青と白とフィニッシャーと。

皆、コントロールデッキは好きだろうか? 皆、打ち消しは好きだろうか? 追放除去は? ドローは好きだろうか? 大量の打ち消しと除去で対戦相手のあらゆるアクションを否定するのは好きだろうか? 君が直接手を下す前に、圧倒的なリソース差に勝負を諦めた相…

パイオニアから禁止カードの歴史を辿る

2019年10月21日は記念すべき日である。 待ちに待った新フォーマットが発表された日なのだから。 mtg-jp.com 新フォーマット! 素晴らしい響きだ。 過去にも記事で言及した事があるのだが、「Aのフォーマットでは使えないのに、Bのフォーマットでは力不足」と…

プレインズウォーカーとは罪深いものなのか?

「エルドレインの王権」が発売されて二週間、MTGAでの実装から一ヶ月が経過した。 おとぎ話の世界を舞台にした、フレーバー豊かでどこか懐かしさを感じさせるこの新セットは多くのファンたちに歓迎されたが、当初の期待とは裏腹に、発売から何ヶ月も経たない…

「エルドレインの王権ドラフトはやはり緑黒なんですよ」と紹介するだけの記事。

MTGアリーナのドラフトをやっていると、明らかに丸いアーキタイプという物が存在します。 というのも、アリーナのドラフトはAI相手にピックを行う方式をとっており、AIが一定の指向性をもってピックしている以上は偏りというものは確実に存在するわけです。 …

【スタンダード】恐竜大行進 ~イクサラン最後の反攻~

7月3日、MTGAで基本セット2020がリリースされました。 プレリリースよりも更に一足先に新セットのカードを試すことができるのはMTGAの明確なアドバンテージだと言えるでしょう。 かく言う僕もM20が発売したら真っ先に使ってみたいカードがあり、それを一足先…